構成が決められない資料作成を「2時間で進む」に変える:AIタスク分解アプリ『するたす』の使い方

この記事でわかること

  • 「構成が決められない」を前に進めるタスク分解のコツ
  • 『するたす』のタスク追加→背景情報→分解結果までの具体的手順
  • 時間見積もり(例:120分)と小さな一手の作り方

なぜ人は「構成」で止まるのか

  • 頭の中で全部を完成形にしようとすると認知負荷が高すぎる
  • 「まず何から?」が曖昧なまま着手すると手が止まりやすい
  • 正解を探すより、小さく進める方が速い

『するたす』は、この“曖昧”を小さな行動に自動で分けることで、着手のハードルを下げます。


『するたす』とは(30秒で概要)

  • iOS向けのAIタスク分解アプリ
  • タスク名・ゴール・困りごと等を入れると、数十個の小ステップに分割
  • ふだんの生活リズム(忙しい時間帯/集中しやすい時間・場所)を伝える背景情報で、より自分向けの提案に

基本無料。詳しいプランはアプリ内をご確認ください。


実例:資料作成を「2時間・24ステップ」に分ける

Step1. タスクを追加(目的と制約をはっきり書く)

「説明資料作成」というタスクを追加し、目標時間:120分、分解数:24を入力。
困っていることとして「構成が決められない」も正直に書きます。これが分解のヒントになります。

画像:タスク追加ダイアログ
代替テキスト:タスク名=説明資料作成、目標120分・分解数24、ゴール=資料の完成、困りごと=構成が決められない

メモ:入力のコツ

  • ゴールは成果物名で(例:提案資料v1を完成)
  • 困りごとは原因推定に使われる(例:完璧主義で着手が遅れる)

Step2. 背景情報で“あなた仕様”にする

背景情報は、AIにあなたの生活リズムを伝える欄。以下を参考にコピペして調整してください。

忙しい時間帯:10:00–16:00は会議多め
集中しやすい時間:7:00–8:00
集中しやすい場所:自宅デスク
困っていること:完璧主義になりがち

画像:背景情報入力画面
代替テキスト:忙しい時間帯・集中しやすい時間/場所・困りごとを記入するテキスト欄

Screenshot

メモ:背景情報の効きどころ

  • 朝の集中帯があると、最初に「5分で勢いをつける小タスク」を提案しやすい
  • 会議の多い時間は「移動中でもできる低負荷タスク」を割り当てやすい

Step3. 分解された「小さな一手」に沿って動く

AIが24ステップに分解。先頭は“摩擦が小さい順”なので、一番上からやるだけ

画像:分解結果一覧
代替テキスト:「資料ファイルを開く」「構成案を考える」「テーマを決める」など、資料作成の具体的な小タスクが24個表示

例:最初の5手(そのまま実行OK)

  1. 資料ファイルを開く(1分)
  2. タイトル仮置き(3分)
  3. 目的と読者を1行で書く(3分)
  4. 章立てを3案メモ(5分)
  5. 採用案を決めて見出しだけ打ち込む(5分)

ポイント:進めるほどAIの提案精度が上がります。迷ったら上から順に。


120分の配分サンプル(朝の集中帯を活かす)

  • 7:00–7:15 “超着手”ブロック:上位の5手を一気に
  • 7:15–7:35 材料集め:参考資料のURLと抜き出し(要約は後回し)
  • 7:35–7:55 アウトライン清書:章ごとの要点を1行で
  • 7:55–8:05 図表のラフ:手書き写真でもOK
  • 8:05–8:20 本文の叩き台:各章150–200字
  • 8:20–8:30 “公開できる未完成”にする:抜けはTODOで可視化

合言葉:完成度より速度。あとで直せる形にしておくほうが、夜の自分を助けます。


つまずきやすいポイントと対処

  • 構成が迷子になる:章タイトルを動詞で始める(例:現状を整理する/解決策を示す)
  • 情報が散らばる:URL・数字・図表候補を一枚のメモに寄せる
  • 完璧主義:各ステップに上限時間(例:5分)を設定してタイマーで切る

よくある質問(FAQ)

Q. 分解数は何個が良い?
A. 60〜120分なら20〜30個が扱いやすいです。迷ったら24でOK。

Q. 背景情報は毎回書く?
A. 一度書けば流用できます。大きく生活リズムが変わったら更新してください。

Q. どこまで無料で使える?
A. 基本機能は無料でお試しできます。詳しくはアプリ内のプラン表示をご確認ください。


まとめ:今日の一手だけ、AIに決めさせる

  • “構成が決められない”は、曖昧さの問題
  • 『するたす』にタスク・ゴール・困りごと・背景情報を渡すだけで、着手可能な小ステップが並ぶ
  • 朝の15分を「超着手」にあてると、その日が軽くなる

アプリはこちら:『するたす』(iOS)

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